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事業パートナーの声

プロを支えるプロであれ。
アスリートと共に闘う、足のスペシャリストへ。

露木 文吾さん

関東地方 / 2013年加盟 / ブリオン株式会社 代表

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現在のお仕事内容を教えてください。

主にアスリートへオーソティクスを提供しています。
常に、スタートラインはその選手をよく知ること。

主にアスリートへオーソティクスを提供しています。常に、スタートラインはその選手をよく知ること。

これまでさまざまな方にオーソティクスを提供してきました。その中で最も多いお客様はアスリートの方々。プロ野球選手が多く、中には10年ほどお付き合いさせていただいている選手もいますよ。今では12球団すべてにお客様がいて、その監督やコーチのサポートもしています。
足の計測センターとして「SB Lab」という拠点をかまえていますが、彼らの練習や試合の現場へ足を運び、その様子を観察したりコミュニケーションをとったりする時間も多いですね。また、本人の経歴やケガの履歴、これまでどのような競技人生を送ってきたのか、今後どんなことを目標として見据えているのか……こちらが調べられるものは徹底的に調べます。やはり選手たちの足のサポートをするにあたって肝となるのは、選手のことをよく知ることですから。非効率的に思えますが、彼らの心に刺さる提案をするには、じっくり時間をかけて観察や分析をしなければならないと考えています。

PROFILE

露木 文吾さん

関東地方 / 2013年加盟 /
ブリオン株式会社 代表

2012年に「ブリオン株式会社」を設立。「身体の心と健康」をコンセプトとして、フィートインデザイン事業などの複数事業を展開。東京都港区に足の計測センター「SB Lab」を設置し、さまざまなスポーツのプロアスリートへオーソティクスを提供している。

確実にアスリートの力になれる製品。
インソールとは明らかに違いました。

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オーソティクス事業を始めた経緯を教えてください。

インソールとの違いを実感したオーソティクス。
「選手に喜んでもらえる」という確信がきっかけに。

インソールとの違いを実感したオーソティクス。「選手に喜んでもらえる」という確信がきっかけに。

以前、別のスポーツ関連の仕事をしていたんですが、立ち仕事がメインで私も周りのメンバーも足腰に負担を感じることが多くて……。どうにかできないものかと調べたところ、インソールの重要性に気づいたんです。あらゆるインソールを調べ、実際にいくつか試したりもしました。それから数年経ったある日、信頼のできる先輩から「面白いものがあるんだ」と紹介されたのが、フィートインデザインだったんですよ。
まあ正直インソールはそれまで散々調べていたので、他の商品と大きな違いはないだろうと思っていました。でもその方が言うならと、実際に使いはじめて約3ヶ月後。もともと動きに左右差があった足の指が、両足とも同じくらい開くようになったんですよ。ここまで明らかな変化を実感した商品はもちろん初めて。すると、あまりの変化に「これなら絶対、この選手にもあの選手にも喜んでもらえる!」と面識のある選手たちの顔がポンと浮かんできたんです。そこで、新事業としての導入を決めました。それまでは、物販事業をしようと考えたことはありませんでしたね。

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どのようなときにやりがいを感じますか?

伝えたことに納得して、選手自身が動いてくれる。
しっかり責任を持って活躍に貢献できる仕事です。

伝えたことに納得して、選手自身が動いてくれる。しっかり責任を持って活躍に貢献できる仕事です。

足の状態を整える大切さを理解してもらえるよう、いつも選手一人ひとりと密なコミュニケーションをとるように意識しています。だからこそ、私の言葉をしっかり理解し「自分に必要な助言だ」と取り入れ、ケガなく活躍してくれている姿を見ると……やっぱりこの仕事をしていて良かったと実感しますね。
逆に言えば、足や身体のことを正確に理解し、自分の言葉として相手に届けられるようになることが非常に重要。中途半端だと「この人、あんまり知らないんだ」とすぐ見抜かれちゃうんですよね。そのスポーツのプロである選手、彼らを支える各ジャンルのスペシャリストたちがいる中で、やはり「この人はプロにきちんと対応できるプロなんだ」と思わせなければなりません。それもあって、実は選手のフィッティング対応中はかなり汗だくです。身体が資本の選手たちですから、足の感覚にとてもシビアな可能性が高い。オーソティクスを入れて履いたときに少しでも隙間やたわみがあれば、すべてやり直しで赤字になるかもしれないんですよ。わずか数ミリカットするだけだとしても、絶対失敗できないという責任を感じる仕事でもありますね。

アスリートの言葉、感覚、想い。
一つひとつと正面から向き合い、
闘い続けています。

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事業をスタートして、苦労したことはありますか?

アスリート相手だからこそ悩むこともたくさん。
でも社長が一緒に答え探しをしてくれました。

アスリート相手だからこそ悩むこともたくさん。でも社長が一緒に答え探しをしてくれました。

特にアスリートと向き合う中で難しいと感じるのは、彼らを取り巻く事情や感覚を理解しなければならないこと。病院で「この症状が出ているなら絶対安静」と言われても、アスリートって休むわけにはいかなかったりするんですよね。このせめぎ合いの中でどうするかを考えるのも一つの仕事なんだと思います。また、サッカー選手のオーソティクスをつくったときも、足のことだけを考えるわけにはいかず……ボールがあたったときの動作やJリーグ選手用シューズの独自形状との兼ね合いを考慮し、フィートインデザイン本部と一緒に新しいサッカー専用モデルを開発しました。
このようにどうしても解決方法がわからず悩んだときは、久保田社長に相談しています。中にはすぐ結論が出せないものもあるので「まずはこれで試して、もし難しければ別の方法でやりましょうか」と一緒に答えを探してくれるのが頼もしいですね。こうしたサポートがなければ、ここまで続けるのは難しかったのではないでしょうか。

アスリートの言葉、感覚、想い。
一つひとつと正面から向き合い、
闘い続けています。

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この事業を始めようと考える方に、
どんなことを伝えたいですか?

目の前のことに全力で立ち向かえることが重要。
そしたらきっと、喜ぶ人が増えていくはずですから。

目の前のことに全力で立ち向かえることが重要。そしたらきっと、喜ぶ人が増えていくはずですから。

自分自身、いつも「闘っている」という感覚なんですよね。きちんと選手の役に立つために、相手には私の話を積極的に聞くマインドになってもらわないといけません。伝えたいことを理解してもらう、しっかり納得した上でアドバイス通りにやってみてもらう、そして結果につなげてもらう。それが2年、3年と続いていく。この仕事に明確な勝ち負けはありませんが、あらゆる場面で目の前のことと闘っているんです。特に僕のようにアスリート相手にオーソティクスを提供していくとなると、こうした気持ちや考え方が重要になってくるんじゃないかと思います。強い志を持ってともに闘ってくれる方がいたら、ぜひ一緒に立ち向かいましょう。
もちろんアスリート以外にも、歩きにくさを抱えて困っている方のサポートもしています。どんな相手でも共通しているのは、使った本人だけでなく周りの方がその変化に気づくということ。真剣に向き合い続ければ、そこから自然と口コミが広がってどんどん喜んでもらえる相手が増えていくはずです。